名無し化ノート。

日々生きることを頑張る生活クラスタ。

「仮面ライダーエグゼイド トリロジーPART1」を見た(☆4.0)

仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ

世界で、一番のドクターになって...

去年リアタイで追っかけた仮面ライダーエグゼイドのVシネ三部作の第一弾。
エグゼイドは中盤から終盤にかけて盛り上がりが凄く脚本の構成も上手くてキャストトークショーまで行った作品だったのでVシネ三部作はぜひとも見に行かなくてはということで公開日に見に行きました。
ブレイブ、スナイプがメインで正直3部作の中では興味度は3番目だったんだけど予想以上に良かった。
視聴前はパンフはいいかな、と思って自分を殴りたい(公開日午後一の回だったけどもちろん売り切れ)。
第二作目はもっと早めに行って是非ともパンフ確保したい。


3部作の設定はトゥルーエンディングから2年後の世界を舞台にした後日譚が描かれる。
エグゼイドの全ての悪の根源である檀黎斗が再び悪役として大活躍する模様。


本編はいきなり神の演説から始まる(劇場で数名の笑い声)。
メインの飛彩と小姫、大我とニコのペアを愛のバグスターラヴリカがかき乱す。
上映時間1時間弱で本当に綺麗に収まるのか不安でしょうがなかったけど飛彩と大我の現在の状況、
小姫との馴れ初めやニコのこれからのこと、過去との決着、
本当に必要な部分はちゃんと描かれているし、非の打ち所がないくらい綺麗に纏まっていた。
それでいて三部作の主軸となる"神の大いなる野望"に関する伏線描写もしっかり張られていてそれを違和感無く1時間弱に納める脚本家の手腕を垣間見た。
欲を言えばもっと深掘りして欲しいところは無くもないけど時間の都合もあると思うし十分だろう。
三部作の2,3弾の出来に期待が持てる出来栄えだった。
エグゼイドファンは是非とも見ておくべし!


監督:鈴村展弘
脚本:高橋悠也
配給:東映ビデオ 主演:鏡飛彩(瀬戸利樹)、花家大我(松本享恭)、百瀬小姫(中川可菜)、西馬ニコ(黒崎レイナ)、八乙女紗衣子(柳ゆり菜)


以下、ネタバレあり。既に見た人向け感想。



  • 平成ジェネレーションズが過去ヒーロー登場のファンサービス的お祭り要素が強く、シナリオの出来は悪くはないけどまぁ普通かなと言った感想だったけど、本作は本編の補完や深掘りがしっかりされていて脚本重視勢にもご満足頂ける感じ。
  • 小姫ちゃん本編よりかわいくない?ハンパない。
  • 大我は一人で背負い込むくせは2年経っても変わらないな。バグファイザーをポッピーから奪うのはただの強盗…笑
  • リセットで小姫データ復活、飛彩が小姫データを諦め大我を助けたことに対する大我の恩返し、仮面ライダークロニクルマスターガシャットの所在、本編との繋ぎが綺麗に本作の各キャラクターの動く動機になっててすごい。
  • エムせんせー1シーンしか出てこないけど、無意識に脱獄を手助けてておそらくトリロジーにおける原因の最大の要因になってる;;
  • というかトリロジーでエムにスポットあたることないのかな?エグゼ井戸が全く出てこないエグゼイド映画になるのか?
  • ニコの初登場シーンの回想あったけど、初登場はかなり生意気感強かったの思い出してしみじみ。
  • バンバンジェネレーション未登場;;(ガシャットは出てくる;)
  • 飛彩、なぜラヴリカとの初戦はレガシー使わなかったの;ファンタジーゲーマーファンサービス的な…(使っても勝てないかもだけど)
  • ラヴリカってよく考えるとかなりの強キャラだ…。
  • 美人女医に「俺は誘ってくれないのかな」的なチラ見きりや笑う。
  • 三部作でもう大我にスポット当たらない気がするしもうニコも出てこないのかな。寂しい。
  • 「世界で一番のドクターになって…」がやっと呪いの言葉じゃなくなくなってよかったね…。