名無し化ノート。

日々生きることを頑張る生活クラスタ。

「グレイテスト・ショーマン」を見た(☆4.5)

グレイテスト・ショーマン

This is me. これが私。私にも愛される資格がある。

劇場CMで何度も見て名作になりそうな予感がするタイトルだったので見に行った。
アメリカの実在した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画



あらすじはというと、貧しい仕立て屋の息子として育ったバーナムが令嬢のチャリティと出会い結婚。
ところがバーナムの勤めていた会社が倒産してしまい露頭に迷ってしまう。
そんな時、バーナムは倒産した会社から持ち出した船の証明書を担保に銀行からの融資を受けユニークな人たちを集めたサーカスを結成。
ショーは人気を博すがその後様々な困難がバーナムを待ち受ける。


冒頭から怒涛のミュージカルの連続で、それでいて王道のストーリーを展開していく。
実際ミュージカルな映画だという事自体全く前情報を仕入れてなかったのでストーリーはどんなものかと思っていたが、障害を持つ者、異常な体質を持つ者、奴隷として扱われていた者等、様々な事情により世間から隠れて生きている人々が周囲の目を恐れず突っ走るバーナムに惹かれ集い自分たちの居場所を見つけていくストーリー。
ストーリーには途中ん~?と思うような展開や無理やりなところもあるが圧倒的な音楽と役者陣の演技パワーによって吹き飛ばしていくスタイル。
とにかく見どころ満載のミュージカルで飽きさせない。 フィリップとのバーでの交渉シーンは最高。あのシーンは何度でも見たい。
あと個人的にアン役のゼンデイヤの演技が印象的。
空中ブランコを使った飛び回るミュージカルシーンがあるのだけどなんとスタント無しの演技の模様。
どこかで見た記憶があるなーと思ったら「スパイダーマン・ホームカミング」にちょっと影のある女生徒の役で出ていた子らしい。
演技力、歌唱力、身体能力のどれもが高いすごい役者さんであることは間違いない...。あとかわいい(重要)
ネタバレ有りのコメントでも書こうかと思ったけど、見どころはミュージカルにあるのでこのへんで。その目で見よ。


監督:マイケル・グレイシー
脚本:ビル・コンドン
配給:20世紀フォックス映画
主演:P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)、チャリティ・バーナム(ミシェル・ウィリアムズ)、フィリップ・カーライル(ザック・エフロン) 、アン・ウィーラー(ゼンデイヤ)